2024.01.03

家づくり日記

吹き抜けを設置するメリットデメリットをご紹介!

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住宅を購入しようとする際、吹き抜けの設置を検討している方も多いはずです。
開放的な空間を生み出す吹き抜けは、住まいの快適性と美しさを高めます。
しかし、その設置にはメリットとデメリットの両面があります。
本記事では、これから新築を考える方々に向け、吹き抜けの設置に関するメリットとデメリット、そしてその対策について解説します。

□吹き抜けのメリットは?

吹き抜けには、主に3つのメリットがあります。
それぞれについて、以下で詳しく見ていきましょう。

*開放感の創出

吹き抜けの設計によって、家族が集まるリビングやダイニングがより快適な空間に変わります。
天井の高さが生む開放感は、日常生活においても心地よさを提供します。

また、吹き抜けはリビング階段との相性が抜群です。

*自然光の取り入れ

吹き抜けによって、高い位置に窓を設けることが可能です。
これにより、2階の位置からふりそそぐ自然光が部屋の奥まで届き、明るい住空間を作り出します。

隣の家との間隔が狭く1階の窓から十分な光を取り入れるのが難しい場合でも、自然光がたっぷり入る明るい家になります。

*家族とのコミュニケーション促進

吹き抜けの空間は、家族間の声掛けがしやすくなります。
上下階がつながるためです。

これにより、階段を上らなくても家族の会話が自然と増え、コミュニケーションの機会が増える効果があります。

続いて、吹き抜けの設置におけるデメリットとその対策について見ていきましょう。

□吹き抜けのデメリットと対策

吹き抜けは魅力的な設計要素ですが、いくつかデメリットも存在します。
設置する際は、これらのデメリットに対して、具体的な対策を考えることが重要です。

1:温度調節

吹き抜けは、夏は暑く、冬は寒くなりやすいという特性があります。
理由は、以下のようなものが考えられます。

・高窓から自然光が差し込むため、暑くなりやすい
・太陽に温められた屋根の熱が伝わり、暑くなりやすい
・2階部分から冷たい空気が1階に降りてきて、床付近が寒くなりやすい

これに対する対策として、断熱性を高めること、日射をコントロールすること、シーリングファンを設置することが有効です。
断熱材の選択やLow-E複層ガラスの断熱サッシの使用などで、断熱性を向上させることが可能です。

2:音・ニオイ

吹き抜けは音やニオイが上下階に伝わりやすい構造です。
この問題に対処するためには、寝室を吹き抜けから離す、寝室の防音性を高める、キッチンを半個室にするなどの間取りの工夫が効果的です。
また、換気扇や換気窓の設置によって、ニオイやケムリの拡散を抑えることが可能です。

寝ている時の音が気になる可能性がある場合は、必要に応じて防音ドアの採用もご検討ください。

3:高所のメンテナンス

吹き抜けには高い位置に窓や照明があるため、メンテナンスが難しいという問題があります。
ハシゴをかけて電池を交換できるのは、若いうちだけでしょう。
これに対する対策としては、寿命が長いLED照明の使用、電動で昇降可能な照明器具の採用、または脚立で届く範囲の照明にするといったことが挙げられます。

窓掃除を自分でできないなら、業者を呼ばなければなりません。
それだと、費用もかかってしまいますよね。
窓の掃除には、柄が長い用具の使用が便利です。

以上のデメリットと対策を理解し、吹き抜けの設計を検討することで、快適な住空間を実現できます。
次に、吹き抜け設計における注意点について詳しく見ていきましょう。

□吹き抜け設計の注意点

吹き抜けを取り入れる際、いくつかの重要な注意点があります。
美しいデザインと開放感を実現しながら、日常生活の機能性と安全性を確保することが求められます。

1:法規制と建築許可の遵守

吹き抜けを設計する際には、地域の法規制や建築許可に準拠することが必須です。
吹き抜けの高さや安全規定は地域によって異なるため、計画段階での確認が重要です。

2:断熱性と気密性の確保

吹き抜けは気温の変動に影響されやすいため、断熱材の選択や気密性を高める建材の使用に注意を払う必要があります。
これにより、快適な室内環境の維持と冷暖房効率の向上が期待できます。

3:冷暖房の計画

温度差が生じやすい吹き抜け空間には、適切な冷暖房の計画が求められます。エアコンや暖房設備の配置や、天井付近にシーリングファンを設置することで、空気の循環を促すことができます。

4:安全性の確保
吹き抜けの設計では、手すりやバルコニーなどの安全対策も重要です。
特に子供やペットがいる家庭では、安全な手すりやゲートの設置が不可欠です。

□まとめ

吹き抜けは住宅に開放感や明るさをもたらします。
一方で、温度調節の難しさ、音やニオイの伝播、高所のメンテナンスなどのデメリットも存在します。
これらの課題に対しては、断熱性の向上、適切な間取りの設計、安全対策の実施など、具体的な対策が必要です。
これらの点を理解し、計画的に吹き抜けを設計することで、快適で機能的な住空間を実現できるでしょう。
和歌山県田辺市周辺を中心に紀南地域で家づくりをお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。

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