2023.04.10

家づくり日記

新築の床の色で後悔しないために!床の色選びのポイントをご紹介!

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部屋の印象は様々な要素によって左右されますが、その中でも「床」は特に印象に与える影響が大きいと言われています。
床は部屋の中でも視覚的に占める面積が大きいため、それだけ印象を大きく左右するのです。
新築で床材を選ぶときには、種類や材質も大切ですが、どの色を選ぶかも非常に重要です。

同じ材質の床でも、色味に若干の違いがあるだけで部屋全体の印象がガラッと変わることもあります。
そこで今回は、床の色選びで失敗しないために知っておきたい、選び方のポイントをご紹介します。


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□床の色で後悔する原因は?

床の色選びに失敗すると、様々な理由から後悔を抱えることになってしまいます。
冒頭でも述べたように、床は部屋の印象に与える影響が大きいため、床の色に関して後悔を抱えてしまうと、住まいの満足度を下げる要因となってしまいます。
せっかくのマイホームでそのような後悔を抱えることがないように、床の色で後悔する原因を把握しておきましょう。

1.簡単には変更できない

床の色で後悔する原因としては様々なものが挙げられますが、それら全ての原因に共通する前提として、「床は簡単には変更できない」という要因が挙げられます。
床面積が大きいため、後から変更するために張り替え工事を行うとなると、かなりの費用や手間がかかってしまいます。

床の張り替えは簡単にできるものではないため、後から変更したくならないように、新築時に慎重に検討することが重要です。

2.傷が目立ってしまう

生活を送っていると、床に傷がついてしまう場面は思った以上にたくさんあります。
特に、小さなお子様がいらっしゃるご家庭やペットを飼っているご家庭では傷がつく可能性が高くなるでしょう。

色によっては床の傷が目立ってしまう場合があるため、傷の見え方も考慮した上で色選びを行うと良いでしょう。

3.汚れが目立ってしまう

傷と同様、色によっては汚れが目立ってしまう場合があります。
例えば、白い床は髪の毛やホコリなどの汚れが目立ちやすいと言われています。
こまめにお手入れする自信がないという方は、白ではなくブラウンやグレーなどの汚れが目立ちにくい色を選ぶのがおすすめです。

4.日焼けによって色が変わってしまう

床は長い期間直射日光に当たると、日焼けによって色が変わってしまう場合があります。
日焼けによる変色の起こりやすさは材質によって左右されますが、もともとの色によっても変色の起こりやすさに差が出る場合があります。


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□床の色の種類

床の色には幅広い種類があり、メーカーによって様々な名前が付けられています。
そのため、明確に色の種類を個別に分類することはできませんが、大きく分けると3つのタイプに分類できます。
この3つのうちのどのタイプを選ぶかで部屋の雰囲気の方向性が決まるため、まずは3つのうちどのタイプにするかを考えてみると良いかもしれません。

*ホワイト

一口にホワイトと言っても、オフホワイトやライトベージュ、グレージュやアイボリーなど、様々な種類のホワイトがあります。
真っ白なホワイトも良いですが、汚れが目立ちやすい点や眩しく感じる可能性がある点から、より失敗しにくいのはオフホワイトやアイボリーなどの柔らかみのあるホワイトだと言えます。

材質としては、ホワイトオーク材やホワイトウォールナット材などがそういったホワイトに該当します。

ホワイトのメリットとしては、空間が広く見えることや清潔感があること、部屋が明るくなることなどが挙げられます。
一方でデメリットとしては、髪の毛や汚れが目立ちやすいこと、経年劣化による色褪せや黄ばみに弱いこと、壁や家具の合わせ方が比較的難しくなることなどが挙げられます。

*ダーク

ダーク系の色としてはダークブラウンが人気ですが、モダンな内装にしたいという方にはブラックも人気です。
材質としては、ウォルナット材やブラック(ビター)ウォールナット材などが該当します。

ダークのメリットとしては、シックで高級感のある雰囲気に仕上がることや、髪の毛や黒っぽい汚れが目立ちにくいことなどが挙げられます。
一方でデメリットとしては、部屋が暗く感じてしまう可能性があることや、白っぽいホコリが目立つこと、主張が強いため合わせられるインテリアの幅が狭まることなどが挙げられます。

*ナチュラル

ナチュラルは「フローリング」と聞いて多くの方が真っ先に思い浮かべるようなカラーです。
中間色であるため、カラーとしての範囲が広く、明るめのナチュラルもあれば、暗めのナチュラルもあります。

どんなテイストの家具とも合わせやすいため、とにかく失敗したくないという方には特におすすめです。
材質としては、メープル材やアッシュ(タモ)材、チェリー材などが多く用いられます。

ナチュラルのメリットとしては、自然な木材の色合いの温かみがあること、主張が控えめで選べるインテリアの幅が広いことなどが挙げられます。
一方でデメリットとしては、無難であるが故に印象の薄い内装になってしまう可能性があること、ものによっては安っぽく見えてしまう場合があることなどが挙げられます。

□後悔しないための新築時の床の色選びは?

床の色選びで後悔しないためには、以下のポイントを意識しましょう。

・インテリアのスタイルに合わせる
・部屋の用途を考える
・質感も考慮する
・建具の色に合わせる
・使用期間を考慮する
・間取りを考慮する

床の色だけで考えるのではなく、インテリアや部屋の用途と合わせて全体的なバランスを取ることが大切です。
また、使用期間や間取りとの相性など、床の色自体とは離れた部分の要素も考慮することが、失敗しない床選びのコツです。

□まとめ

今回は、床の色で後悔する原因や選び方のコツ、床の色の種類について解説しました。
繰り返しになりますが、床は空間の印象を大きく左右するポイントの1つです。
後からの変更が難しい部分でもあるため、後悔のないように、しっかりとポイントを押さえた色選びを行ってくださいね。

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