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2024.08.16
家づくり日記
マイホームを建てる予定で、リビングに和室を取り入れたいと考えているあなた。
おしゃれで機能的な空間を追求するあなたは、きっと「小上がり和室」という選択肢にも興味があるのではないでしょうか。
リビングに和室を取り入れたいけど、使い心地や将来的なことを考えると不安がある…、そんな悩みをお持ちの方も少なくないはずです。
せっかくのマイホーム、後悔したくないですよね。
そこで今回は、小上がり和室のメリットとデメリットを具体的に解説し、失敗しないための選び方や注意点をまとめました。
この記事を読めば、あなたも理想の空間を実現できるはずです。
小上がり和室は、リビングに和のテイストを取り入れ、多機能な空間を生み出す人気の設計です。
くつろぎの空間としてだけでなく、収納スペースの確保、来客スペース、さらには子供の遊び場としても活用できます。
小上がり和室を採用するメリットを具体的に見ていきましょう。
小上がり和室は、くつろぐのはもちろん、家事をしたり、子供が遊んだり、仕事をしたりと、ライフスタイルに合わせて多目的に使えます。
床よりも高い位置にあるため、リビングのホコリやゴミが入りづらく、赤ちゃんのオムツ替えやお昼寝スペースとしても最適です。
畳の下に収納を作れるのも、小上がり和室の魅力です。
子供のおもちゃや日用品をはじめ、季節家電や来客用寝具、レジャー用品などを収納できます。
収納家具を置かずに済むので、部屋を広く見せる効果もあります。
小上がり和室は、ソファと同じくらいの高さで、腰かけやすいのも魅力です。
ソファよりもクッション性が少なく、立ち上がりがスムーズに行えるので、高齢者の方でも座りやすいでしょう。
来客時に腰をかける場所としても重宝します。
独立した和室は、物置部屋になりがちですが、小上がり和室はリビングの中にあるので、毎日活用できます。
日本の季節を手軽に楽しめるのも、小上がり和室の魅力です。
リビングのインテリアに合わせにくい雛人形や兜、こたつを出す場所としても活躍します。
小上がり和室に間仕切りを設置しておけば、来客用の寝室として使用できます。
客室がないお宅にうってつけです。
壁だと圧迫感があるという方は、ロールスクリーンを天井に取り付けて、必要な時だけ空間を仕切ると良いでしょう。
同じ空間でも床の高さを変えるだけで、家族が集うパブリックな場とくつろげるプライベートな場が緩やかに分けられます。
用途に合わせてスペースを決められていると、導線や必要な家具が明確になり、暮らしやすさがアップします。
小上がり和室は魅力的な空間ですが、注意すべきデメリットもあります。
バリアフリーや子供の安全面、リビングの狭さなど、将来的なことを考慮して、慎重に検討する必要があります。
具体的なデメリットを理解することで、後悔のない選択をすることができます。
小上がり和室は、段差があるため、バリアフリーには不向きです。
将来、高齢になったり、体が不自由になったりした場合、移動が困難になる可能性があります。
車椅子での生活を考慮する必要がある場合は、小上がり和室は避けるべきでしょう。
小さなお子様がいる家庭では、小上がり和室の段差が危険になる場合があります。
転落防止のために、柵や手すりをつけるなど、安全対策をしっかりと検討する必要があります。
小上がり和室は、リビングの一部を占めるため、リビングが狭く見える可能性があります。
特に、天井が低いリビングや、小上がり和室の面積が広い場合は、圧迫感を感じやすくなります。
小上がり和室は、段差があるため、掃除が大変です。
特に、畳の下の掃除は、ホコリが溜まりやすく、掃除機が届かない部分もあるため、注意が必要です。
小上がり和室は、一般的な和室よりも費用がかかります。
特に、後から小上がり和室を造る場合は、既存の床を解体する必要があり、費用がさらに高くなる可能性があります。
小上がり和室をリビングに取り入れる際に、後悔しないために考慮すべき点がいくつかあります。
広さや高さ、扉の有無など、生活スタイルや家族構成に合った最適な設計を選ぶことが大切です。
具体的なポイントを解説し、理想の空間を実現するためのヒントを紹介します。
小上がりの広さは、用途によって検討します。
3~4.5畳の広さが主流となり、6畳の場合は小上がりにするより、リビングに隣接したフラットな和室として、家具を置いて仕切って使用するのが主流です。
– 家事や子どもの寝かしつけ、遊び、休憩スペースとして使用する場合は3畳が適当でしょう。
– 座卓を置いて来客をもてなしたり、サブのダイニングとして食事にも使用したりするなどの場合は、4畳程度の広さを見ておきます。
ただし4畳だと横長のスペースとなります。
– 4.5畳になると布団2組を敷くことができるため、来客の就寝スペースとしても機能するでしょう。
小上がりの高さは、一般的には30~40センチが多いです。
低い場合は小上がりの内部を収納として利用できず、10センチ前後まで低いと、段差でつまずきやすくなります。
– 逆に40センチ以上の高さを取ると、小上がりの外のフローリングに落ちたときに危ない場合があるほか、天井高も2メートルを切る場合があり、圧迫感があるかもしれません。
壁や扉を付けて、しっかり仕切れるようにすると、目隠しになるほか、食事のにおいや煙を避けたり、仕事や勉強に集中しやすくなったりします。
– 反面、リビングの開放感は少なくなるので、扉を収納して開け放てるような作りもおすすめです。
ちょっとした目隠しだけなら、ロールスクリーンやついたてのようなものを利用する方法もあるでしょう。
小上がり和室は、リビングに和のテイストを取り入れ、多機能な空間を生み出す人気の設計ですが、メリットだけでなくデメリットも理解した上で、慎重に検討することが大切です。
バリアフリーや子供の安全面、リビングの狭さなど、将来的なことも考慮し、生活スタイルや家族構成に合った最適な設計を選ぶようにしましょう。
この記事が、あなたが理想の空間を実現する手助けになれば幸いです。
当社は、和歌山県田辺市周辺を中心に紀南地域で、お客様の求めるものに合わせた家づくりを行っております。
定期点検からリフォームまで自社スタッフが対応しますので、ぜひご相談ください。
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