2024.12.24

家づくり日記

新築のガレージをビルトインにするメリットと後悔しないための4つのポイント

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新築の家にビルトインガレージを検討しているあなたは、愛車を安全に保管したい、ガレージを趣味の部屋やリビングの一部として活用したい、限られた土地を有効活用したいと考えているのではないでしょうか。
ビルトインガレージは、建物と一体化したガレージのことです。
愛車を雨風から守るだけでなく、趣味や生活空間としても活用できるなど、さまざまなメリットがあります。
しかし、同時にデメリットも存在し、設計の段階で十分に検討しないと、後々後悔する可能性も。
この記事では、ビルトインガレージのメリットとデメリットを理解し、後悔なく理想のガレージを実現するための情報を提供します。

新築のガレージをビルトインにするメリット

ビルトインガレージは、オープンタイプの駐車場やカーポートにない魅力が数多くあります。

1:愛車の安全性を高める

大切な愛車を、雨風による汚れや飛散物から守れることは、ビルトインガレージの最も大きなメリットです。
豪雨や降雪に見舞われても、愛車へのダメージを抑えられます。
また、シャッターやドアを取り付けることで外部からの侵入を防ぐことができるため、盗難やいたずらのリスク回避にもつながります。

2:雨に濡れずに車を乗り降りできる

ビルトインガレージは建物に駐車スペースが組み込まれているため、雨に濡れることなく車を乗り降りできます。
特に車を日常的に利用する人にとっては、天候に左右されることなく外出できるのは大きなメリットです。
さらに、ガレージ内に勝手口を取り付ければ、雨をしのいで室内外を出入りできます。
車から降ろした荷物や寝ている子どもを室内までスムーズに移動できます。

3:趣味や生活空間としても活用できる

ビルトインガレージは、車を保管するだけでなく、趣味の部屋やワークスペース、収納スペースなど、さまざまな用途に活用できます。
例えば、愛車を眺めながら読書や作業を楽しんだり、自転車やバイクの整備スペースとして活用したり、DIYや趣味の道具を収納したりするなど、生活空間をより豊かにできます。

4:限られた土地を有効活用できる

ビルトインガレージは建物の一部に車庫が設けられているため、別途駐車スペースを必要としません。
そのため、限られた広さの土地で家づくりをする場合でも、敷地内に問題なく駐車スペースを確保できます。
特に、土地の価格が高い都市部では、ビルトインガレージは貴重な土地を有効活用できる有効な手段となります。

ビルトインガレージの成功事例

実際にビルトインガレージを採用した家の事例を紹介し、ガレージ空間の多様な活用方法や、住宅との一体感を生み出す設計のポイントを具体的に示します。

1:趣味部屋として活用する

ビルトインガレージを趣味部屋として活用することで、愛車と触れ合いながら、自分の時間を満喫できる空間を実現できます。
例えば、バイクや自転車の整備スペース、模型製作の作業スペース、音楽スタジオ、ホームシアターなど、自分の趣味に合わせた空間を自由に設計できます。

2:リビングの一部として活用する

ビルトインガレージをリビングの一部として活用することで、開放的な空間を実現できます。
例えば、ガレージとリビングをガラス窓で仕切ることで、光が差し込む明るい空間となり、リビングから愛車を見ることができます。

3:収納スペースとして活用する

ビルトインガレージは、収納スペースとしても非常に便利です。
例えば、季節物の家電やアウトドア用品、工具など、かさばるものを収納できます。
また、ガレージ内に棚や収納ボックスを設置することで、整理整頓された空間を実現できます。

ビルトインガレージの設計における注意点

ビルトインガレージは、建物と一体化した構造のため、後から変更することが困難です。
そのため、設計の段階で十分に検討することが重要です。

1:将来的なライフスタイルの変化を見据える

将来、車種が変わったり、複数台所有するようになったり、趣味が変わったりする可能性も考慮しておきましょう。
例えば、将来、大きな車に乗り換えることを想定している場合は、ガレージのサイズを余裕を持って設計しておくと安心です。
また、家族構成やライフスタイルの変化も考慮する必要があります。
例えば、子供が生まれたり、高齢になったりした場合、ガレージへのアクセスが不便にならないよう、設計段階で考慮しておくことが重要です。

2:耐震性をしっかりと考える

ビルトインガレージは、建物と一体化しているため、地震による被害を受けやすいという側面もあります。
特に、1階部分をガレージにした場合、建物全体の強度が低下する可能性があります。
そのため、地震に強い構造にすることが重要です。
設計の段階で、耐震性を考慮した設計にするよう、建築業者に相談しましょう。

3:固定資産税の負担

ビルトインガレージは、建物の一部として扱われるため、固定資産税の対象となります。
ガレージの面積が大きくなると、固定資産税の負担も大きくなるため、事前に税金面についても考慮しておく必要があります。

4:換気と採光を確保する

ガレージは密閉された空間になりがちなので、換気と採光を確保することが重要です。
換気は、ガレージ内に湿気がこもるのを防ぎ、車や物の劣化を防ぐために必要です。
また、採光は、ガレージ内を明るく快適にするだけでなく、防犯対策にも有効です。

まとめ

ビルトインガレージは、愛車を安全に保管できるだけでなく、趣味や生活空間としても活用できる便利な空間です。
しかし、設計の段階で将来的なライフスタイルの変化、耐震性、固定資産税などの点を十分に検討しないと、後悔する可能性もあります。
この記事で紹介したメリットとデメリットを参考に、後悔のない理想のビルトインガレージを実現しましょう。

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