2024.12.12
家づくり日記
家づくりで後悔しない!間取りのこだわりポイントを徹底解説
注文住宅を建てることは、人生において大きな決断です。特に間取り設計は、将来の生活の快適さを大きく左右する重要な要素です。後悔のない理想の間取りを実現するためには
2024.12.11
スタッフブログ / 家づくり日記 | 換気計画 自社建築士 高気密高断熱 長期優良住宅
WRITER湯川 良太
秋の実を感じる事なく冬になっちゃって慌てて冬物支度に追われ中の 設計担当の湯川です!
冬は 一年でも一番光熱費が掛かるし ヒートショックで体調を壊しやすい時期でもあるので 家の 断熱性 気密性 換気によるいい住環境を なるべく少ない光熱費で実現する省エネ性能が試される時期でもあります。 そんな季節のはじまりに 今日は 自宅を実験台にして ちょっとした実験をしてみたので 報告です。
実験したのは 自宅で 温度 湿度 二酸化炭素濃度を リビングと 寝室で計測したのと 家にある温湿度計を同じ場所にならべて それぞれの誤差を確認したっていう 大変マニアックな内容になります。
それで まず家族4人が過しているリビングで 自宅にある温湿度計を3台並べて誤差の確認と CO2濃度の計測をしてみました。
ちなみに 中央の計測器が いちばん高くて約3万円くらいする奴です。 今回の計測では 安い計測器は室温は若干低めで 湿度は高かったり低かったり 誤差が大きいように思います。 どの計測器の数値を見ても室内環境としてはベストな範囲に入っています。 外気温は気象庁のデーターでは11.4℃なので 温度差は約13℃ 室温と外気温の差が大きいほど 熱の逃げる量は増えていきます。 あと CO2濃度は 540ppm なので こちらもいい感じです。 厚生労働省ビル管理法の建物環境基準では1000ppm以内(事務所衛生基準規則では5000ppm)という基準があるので それ以下でまずは一安心。
その調子で 夫婦+子供2人 4人がねる狭い部屋で 計測してみると・・
Σ(・□・;)
1000ppmを超えてるやん 💦
結論としては
締め切った狭い部屋で家族4人が密集すると 建築基準法で定められた 『 1時間で部屋の空気を半分以上入れ替える換気』でも1000ppmは超える事が判明 ちなみに人間の吐く息のCO2濃度は40000ppmあるので 冬寒いのが理由で換気システムをとめると 一瞬で部屋の濃度は3000ppmを超えちゃうこともわかりました。 対処策としては 部屋のドアを少し開けた状態で計測すると CO2濃度は700ppmまで下がったので もし家族が密集して寝る場合はちょっとドア開け気味が良い事がわかりました。
あと リビングの濃度が低く保たれていたのは そもそも部屋の空気体積が大きいので 吐く息による汚染の影響がすくない事が最大の理由かとおもいます。
以上 湯川の実験でした。 固っくるしい内容のブログでしたが 最後まで見て頂きありがとうございました。
お家づくりは楽しいです。でも一生をかけて行う覚悟のいる事でもあるので、住まわれる方と造る側双方が信頼しあえる関係性が大切です。価値観を共有しあえるか?実際に会ってみないと解らない事もあるのでお互いにしっかりと話し合う事が、お家づくりの正しい始め方だと思っています。
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