2025.04.13
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TAKEちゃんの あちこち町散策5 – 海南市黒江
こんにちは建築大好きTAKEちゃんです!すっかり春めいた心地の良い季節となりました、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回のあちこち町散策は少し足を延ばして海南市の
2025.04.15
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WRITER湯川 良太
湯川の 自宅ブログ日記 今回のブログテーマは 日常生活で 皆様に聞いて頂けるようなブログネタも無い自分の中から 何とかしてブログ作成ノルマをこなす為に絞り出した 自宅をネタに何気ないピンポイントな箇所を写真撮影し解説するというアイデアで今日を乗り越えようというブログになります。それで早速ですが 自宅床の写真を撮ってみたので御覧ください。
こちらの写真は 左側はトイレの床で クッションフロアーという柔らかいビニールシート状の床になります。 トイレとか汚れやすい場所ではふき取りやすく汚れが定着しにくい床材が使われる事が多いです。 あと右側は廊下のフローリングになりまして ちょうどトイレの引戸が閉まる場所で貼り分けしております。 ここで注意したいのが 違う材料の床がジョイントする場合にジョイント箇所をどう処理するのかが重要になります。 そのままジョイントしてしまうと 厚みの違いによる段差が付いたり ジョイント先端から床が剥がれてきりするので 目地(めじ)という違う床の仲立ちをする材料を入れる事があります。(素材や厚みによっては無くでも大丈夫な事もあります。) この目地材ですが 種類が色々あって 引戸のレールが目地の代わりだったり 樹脂製やステンレス・真鍮(シンチュウ)・木材・アルミなど 床の色や部屋の雰囲気によって使い分けしていて なるべく雰囲気を崩さないように選んでいます。
こちらの床の目地は 玄関床にモルタルを使用した場合に使っているもので モルタルは素材上 硬化乾燥の際に収縮しクラックが発生します。 広い面積だと縮む量も増えるので 大きく沢山のクラックが入ってしまうので モルタル塗りの面積を小分けにして クラック発生を少なくするために入れる目地になります。 つまり あえて最初から目地でクラックを入れているという事でもあります。 この目地もステンレスや真鍮棒 スリットという切れ目地を入れたり 家のテイストで材料を選んだりしてます。
また最近は 敢えて目地を入れずにモルタルのクラックを発生させて 日本の伝統的な割れた器を直す時に使う技術である 金継ぎをもちいて 敢えてモルタルの自然で予測不可能な割れ方をデザインとして楽しむ方法もあり オンリーワンでナチュラルなリノベーションしたオシャレカフェのような雰囲気を出せるので 最近 僕のおススメだったりします。
さて そんな感じで 今回のブログノルマですが 既定の文字数を超える事ができたので(笑) 今回は これにて 失礼したいと思います<m(__)m>
ここまで御覧いただきありがとうございました。
お家づくりは楽しいです。でも一生をかけて行う覚悟のいる事でもあるので、住まわれる方と造る側双方が信頼しあえる関係性が大切です。価値観を共有しあえるか?実際に会ってみないと解らない事もあるのでお互いにしっかりと話し合う事が、お家づくりの正しい始め方だと思っています。
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