2025.04.17

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高垣の日々、日々。~高垣研修旅行~

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WRITER

WRITER西本 由紀子

こんにちは。

お客様窓口 ゆっけ です。

 

3月のこと
協力業者さんと高垣スタッフで兵庫県に研修旅行に行ってきました。

今回の研修のテーマは
『戦争と震災を学び、今ある尊い日常を感じる2日間。』

今回、なぜこのようなテーマになったかと言うと、
今年2025年は戦後80年という年であり、今も海外では戦争が行われていて
多くの尊い命が亡くなっている状況。
そんな中、日本で自分たちは平和に日々暮らせていることがどんなに尊くありがたいか。
おかげさまで毎日忙しくお仕事をさせて頂いている中で、それをじっくり考えることは
そう多くはないだろうから、この機会にあらためて戦争の恐怖と平和のありがたさを
みんなで体感しに行こうということになりました。

そして高い確率で発生すると言われている『南海トラフ地震』に対しても
紀南で住む私たちはしっかり準備や対策を向けていかなければならない、
また建築業として「地震に強い家」を建てることは必須。
地震が起こればどのような状況になるのか、熊本や石川の報道でも知れることはたくさんあるが
自分たちの身近な地域でいえば、1995年に発生した「阪神・淡路大震災」がある。
今回はこの『戦争』と『震災』という観点から

◎兵庫県加西市 鶉野飛行場跡 戦争遺跡めぐり
◎兵庫県淡路市 北淡震災記念公園 野島断層保存館
をメインに計画をして行ってきました。

前置きが長くなりましたが、今回のブログでは
鶉野飛行場跡や戦争遺跡を見学したことを書かせて頂こうと思います。

兵庫県加西市にある 鶉野飛行場は今も滑走路跡の一部が残っています。
語り部さんに案内をして頂きながら色々お話を聞かせて頂きました。
当時この飛行場では500機余りの戦闘機の組み立てが行われ、日々試験飛行が行われていて
姫路海軍航空隊の中で編成された神風特別攻撃隊「⽩鷺隊」の若き青年たち63名がこの場所から待機基地の大分へ飛び、
さらに出撃基地の鹿児島県に向かい、そこから飛行機もろとも体当たり攻撃にて壮烈な戦死を遂げたという。

鶉野飛行場滑走路跡

今ではそんなことがあったことが信じられないくらいの緑がいっぱいの穏やかな土地でしたが
所々に残っている防空壕の中や敵の戦闘機に向けての機銃座跡なども見学させて頂きました。

その後、戦闘機の模型展示や当時の状況を伝える動画や特攻隊員の遺品や遺言が展示もされている
「soraかさい」
を見学させていただきました。

当時の特攻隊員は、ほぼ20代前半。高垣工務店の若手メンバーがその残された遺書や遺品の
前で言葉を無くしてただ見ていた姿も印象的でした。

今ある平和がこの先も続いていきますようにと願わずにはいられない貴重な体験をさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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西本 由紀子

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一生に一度の大切なお家づくり。ワクワクや楽しさだけでなく乗り越えなければならないこともありますが、何でも話せる空気をつくり、一緒にいろいろ体感するお家づくりで、オーナー様と私たちが繋がるとっておきの『居場所』をつくります。

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