2018.05.10

スタッフブログ

山からの贈り物

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WRITER湯川 良太

皆様こんにちは (‘◇’)ゞ 設計担当の湯川です。

先日 山だらけの和歌山ならではの体験をしました

地元の有名企業 山長商店様と エクスナレッジ様主催による 山で育てた紀州材が

伐採されて製材所に運ばれ 私達の住まいを支える柱や梁になるまでの過程を 実際に

見学させて頂きました。

 

和歌山の雄大な山林地帯をバスに揺られつつ 

どんどん奥地へ向かっていくと そこには 何年もかけて

伐採されている区域があり 何千本もの木が 計画的に

植林され 60年掛けて成長すると 住まいの

柱や梁として 安心して住み続ける事の出来る立派な

杉やヒノキが植林されていました。

人と山と自然とが 上手に融合した昔からの循環サイクルが今も脈々と受け継がれておりました。

 このような山には 専属の山守りの方がいて 山に異常がないか? 台風や大雨の被害はないか?

また すくすくと成長するために必要は間引き(伐採)など 植林されてから製材として

私達の元にくるまでの半世紀以上掛かるサイクルの中で人生の大半の期間をささ

げ 

孫の世代が家を建てる時に木を使えるように 私たちが見えないところで日々コツコツと頑張っておられました。

 

伐採した後の山は また 次の60年後の子孫の為に植林され 先人の知恵やノウハウを

受け継いだこれからの山守り達にバトンタッチされ 育てられるそうです。

 

 今まで 何気なく見ていた1本の柱には そこに行き付くまで支える山守りの人と山と自然のお陰だという事を知り 今更ですが 本当に大切に 大切に その木を使って喜んでもらえる住まいを建てなければならない!

 これは 僕が人生を掛けて追求しなければならないと思いました。

 一つの種から始まるその思いを 住まいという 人の生活 幸せを育む器として 新たに生命を吹き込む事が

これからの私たちの使命だと誓った一日でした。 

本当に 良い体験なので 住まいを考えられている方は 是非 見て欲しいです。 

ちょっと 真面目な 千代屋でした。 ではまた(‘◇’)ゞ 

 

 

 

 

 

 

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湯川 良太

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お家づくりは楽しいです。でも一生をかけて行う覚悟のいる事でもあるので、住まわれる方と造る側双方が信頼しあえる関係性が大切です。価値観を共有しあえるか?実際に会ってみないと解らない事もあるのでお互いにしっかりと話し合う事が、お家づくりの正しい始め方だと思っています。

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