2019.01.01

家づくり日記

注文住宅でZEHにすることのメリットを紀南の業者が解説

「ZEHって最近よく聞くけれども、どのようなメリットがあるのだろう?」
住宅の話の中でよく出てくるZEH、何のことなのか見当がつかないかもしれません。
今回は、このZEHがどういうものなのかということと、注文住宅においてZEHにするメリットについて紹介します。

 

□ZEHとは何なのか?

ZEHというのはネット・ゼロ・エネルギーハウスの略語であり、ゼロエネ住宅とも呼ばれます。
住宅においては多大なエネルギーを使っていることもあって、環境に負荷をかけていることが指摘されていました。
そこで考えられて現在導入が進められているのがエネルギーの見かけの消費をゼロにする住宅です。
つまり、消費量と産出量が同じであることを指しますが、これを実現するには二つの方法があります。
一つ目は住宅でのエネルギーをなるべく減らすことで、具体的には効率の良い設備を導入したり、断熱性を高めることで熱の流出をさけたりするという工夫です。
ただ、それだけでは消費量がゼロにはなりません。
そこでその住宅が自力で発電できるような設備を整えて、他からエネルギーをもらわずに賄えるようにしたのがZEHです。

 

□注文住宅でZEHにするメリット

*光熱費の節約につながる

自力で発電する分、これまで必要だった電力の購入量は大幅に減少します。
また、エネルギーの効率が良いために、室内環境の維持のために空調設備を無駄に稼働させる必要はありません。
これによって光熱費を大きく削減することにつながるのです。

 

*環境に優しい

街中で太陽光発電を見かけることも多くなりました。
今では使われていない土地にもパネルが設置されて発電量が上昇してきている太陽光発電ですが、住宅の屋根に設置するだけでも効果は十分に大きいです。
太陽光発電によって電力が得られるということは代わりのエネルギー源から発電する必要が少なくなることを指し、地球への付加が懸念されている化石燃料や原子力とは違って、環境に優しい形で発電ができます。

 

*健康で快適な暮らしができる

気密性が高いことで室温の変化が少なく、身体への負担が少ない住宅となります。
気温の変化は人にとっては不快なものなので、保たれている状態は快適な暮らしにもつながるのです。

 

*災害時にも強い

近年災害時に備えて太陽光発電とセットで蓄電池を備える方が増えてきております。
仮に災害時に電気の供給が止まったとしても、太陽光と蓄電池を備えていると電気を利用し続けることができます。

もちろん貯められる電気量には限りがありますが、利用方法によっては3日程度電気を使い続けることが可能になります。

 

□最後に

今回は、このZEHがどういうものなのかということと、注文住宅においてZEHにするメリットについて紹介しました。
補助制度も存在しているので、魅力を感じるのであれば早めに導入するのが良いかもしれません。
ぜひ今回の記事を参考にしてみてはどうですか?

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