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2022.12.09
家づくり日記
日本は地震が多い国なので、マイホームを建てるなら地震に強い家が良いですよね。
地震に強い家にはいろんな家があります。
例えば、平屋はそんな家の1つです。
今回は、平屋が地震に強い理由や、地震に強い家を建てる上で知っておきたい耐震等級についてご紹介します。
ぜひ家づくりの参考にしてみてください。
平屋は地震に強いという話を聞いたことがある方は多いでしょう。
実際、平屋は2階建てや3階建てに比べると地震に強いと言えます。
平屋が地震に強い理由としては、主に2つが挙げられます。
1つ目は、シンプルな構造でバランスが取れていることです。
建物の形がシンプルであればあるほど、地震の揺れへの耐性は高くなります。
正方形や長方形などがそういったシンプルな形に当たります。
このようなシンプルな構造の家は、揺れによって建物に加わる力が分散されて、建物に加わるダメージが小さくなります。
反対に建物の形が複雑だと、揺れのエネルギーが1箇所に集中してしまうおそれがあります。
そのため、エネルギーが集中した箇所から建物に亀裂が入ったり、倒壊する危険性が高くなるのです。
2つ目は、建物の重心が低く、重量も小さいことです。
地震によって建物に揺れが加わると、地面から離れた場所(高い場所)ほど振り子のように大きく揺れてしまいがちです。
その点、平屋の建物は高さがなく、重心が低いため揺れの負担が小さくなります。
また、建物の総重量も2階建てや3階建てに比べて軽いです。
建物が軽ければ揺れを受けたときに受ける負担も小さくなるため、倒壊のリスクを下げられます。
平屋は地震だけでなく、台風にも強いという特徴を持っています。
今回は地震に対する強さについて解説するため詳しい内容は省きますが、建物の高さが低く、総重量も小さいという平屋の特徴は、台風への対策にもなります。
特に下から吹き上げる風に対して耐えやすくなるため、大型の台風が来ても危険が少なくなります。
地震や台風などの災害に強いため、安心できる家として平屋を選ぶ方が増えてきています。
地震に強い家を目指す上で知っておきたいのが、「耐震等級」です。
耐震等級について知っておくことで、家の耐震性を知るのに役立つのはもちろん、どんな家が地震に強いのかをより理解することにもつながります。
耐震等級とは、地震に対する建物の強さを表す数値です。
「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づいて決められており、信頼できる指標の1つです。
耐震等級は1、2、3の3つのランクに分けられています。
数字が大きいほど耐震性が高いと評価されており、3が最高等級となっています。
耐震等級1は、建築基準法に則った最低限の耐震性能を備えています。
最も低い等級ですが、震度6~7の地震であっても一度は耐えられる耐震性とされています。
すぐに倒壊はしませんが、その後大規模な修繕が必要となります。
耐震等級2は、等級1の1.25倍の耐震性を備えているとされています。
震度6~7の地震にも耐えられます。
地震後も一部の補修を行えば住み続けられる可能性が高いでしょう。
耐震等級2として認められた建物は長期優良住宅として認定されます。
体育館や学校、病院などの重要な施設は、等級2以上が求められます。
耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の耐震性を備えています。
震度6~7の地震に見舞われても十分耐えられ、一部の軽微な補修のみで問題ないでしょう。
警察署や消防署、官庁などの重要な建物、災害復興の拠点となる建物は等級3を満たしている場合が多いです。
耐震等級を高くする方法はいくつかありますが、主に以下のポイントが挙げられます。
1つ目は、耐震設備を効果的に取り入れることです。
耐震設備を設置することで、耐震性は向上します。
ただし、闇雲に設置しても十分に効果が発揮されないため、バランスよく、効果的に配置する必要があります。
最小限の設備で十分な耐震性を確保できれば、コスト削減にもつながります。
2つ目は、耐力壁を設置することです。
耐力壁は、地震や強風などの横からの力に強いです。
この耐力壁が多いほど、耐震性は高まります。
四隅の角を支えるように配置すると効果的です。
3つ目は、建物の重量を小さくすることです。
建物の重量が大きいほど、地震発生時の揺れが大きくなり、建物へのダメージも大きくなります。
重量が大きいと、地震による直接の被害がなかったとしても、その後の災害発生時の損傷のリスクが高まります。
今回は、平屋の地震に対する強さと、耐震等級について解説しました。
平屋は、地震に強いのが大きな魅力の1つです。
地震に強い住宅を建てたいという方は、ぜひ平屋を検討してみてはいかがですか。
和歌山県田辺市周辺で新築の平屋をお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。
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