家づくりで照明はどうすれば良い？照明の種類や選び方をご紹介！

INDEX

□家づくりの照明計画の立て方
□照明にはどんな種類がある？
□部屋ごとの照明プランの立て方
□まとめ

家づくりの内装では、床材や壁材、建具のデザインなど、さまざまな部分にこだわりますよね。
そうした内装の中で、思った以上に見た目の印象を大きく左右するのが「照明」です。
照明は部屋全体を照らして雰囲気を作り出すものであるため、内装のデザイン自体がおしゃれでも照明が合っていないと、思ったような雰囲気を演出できなくなってしまいます。
今回はそんな照明について、種類や選び方のポイントを紹介します。

□家づくりの照明計画の立て方

家づくりにおいて、照明については特に深く考えずに選んでしまう方も多いです。
しかし、おしゃれで過ごしやすい室内にするためには、理想のイメージや照明選びの基準をきちんと考えて、具体的に計画を立てた方が良いでしょう。
家づくりで照明計画を立てる際には、以下の3つのステップで考えるとうまくいきやすいです。

ステップ1：部屋のイメージや照明の目的を考える

まずは、大雑把でも良いので理想とする部屋のイメージや照明を設置する目的をはっきりさせましょう。
隅々まで明るい空間を目指すのか、明るさを抑えて雰囲気のあるおしゃれな空間を目指すのかによって選ぶべき照明は変わってきます。
こうしたイメージは照明を設置する目的とも直結するため、まずはモデルルームなどを参考にしつつ、イメージを膨らませてみましょう。

ステップ2：照明器具の種類を選ぶ

部屋のイメージや照明の目的をもとに照明計画の大枠が決まったら、次にどんな種類の照明を設置するのかを考えます。
照明の種類については後ほどご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ステップ3：照明の配置を考える

使いたい照明が決まったら、それをどこに配置するかを考えます。
照明は一度設置すると後から簡単には変更できないため、図面を見つつ慎重に検討する必要があります。
同じ種類の照明でも位置によって空間の照らされ方が変わってくるため、実際に友人の家やモデルルームを見てみるとイメージしやすくなるでしょう。

□照明にはどんな種類がある？

1.シーリングライト
シーリングライトは、天井に設置して部屋全体を照らす最も一般的な照明です。
シンプルでどんな部屋にも合わせやすく、商品数や価格帯、機能のバリエーションも豊富です。

2.ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込まれているタイプの照明です。
埋め込まれることで照明が出っ張らずに天井がフラットになるため、スタイリッシュでスッキリした印象になります。

3.ペンダントライト
ペンダントライトは天井吊り下げ型の照明です。
上記2種類に比べてインテリア性が高く、デザインが豊富です。
ダイニングや階段、吹き抜け空間でよく使用されます。

4.スポットライト
スポットライトは、指向性が高い光で空間の一部を強調して照らす照明です。
主に美術品のライトアップや壁にコントラストを効かせる間接照明として設置されますが、デザイン性や自由度が高いためメイン照明として使われるケースも増えてきています。
複数設置してメイン照明として使用することで、お店のようなおしゃれな空間を作り出せます。

5.ブラケットライト
ブラケットライトは、壁に設置する間接照明です。
メイン照明ではなく、空間のアクセントとしてデザイン性を高める目的で設置されます。
陰影のあるやわらかい光を作り出せるため、寝室に使うのもおすすめです。