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2023.06.17
家づくり日記
一般的なマイホームと言うと、「玄関があって、廊下があって、リビングがあって、キッチンがあって…」といったごく普通の間取りを思い浮かべることでしょう。
こうしたスタンダードな間取りは失敗しにくく、さまざまなライフスタイルに対応できるため人気も高いです。
しかし、最近では従来の枠にはまらない、間取りが多く採用されるようになってきています。
廊下のない家は、そうした新しい間取りの1つです。
今回は、廊下のない家のメリットやデメリット、さらにはデメリットを解消するためのポイントをご紹介します。
1.居室に使えるスペースが増える
廊下をなくすことで、その分リビングや寝室、子供部屋といった居室に使えるスペースを増やせます。
廊下は基本的に移動のためだけの空間で、特別な使い道があるわけではないため、廊下がなくなることで住まいの空間の可能性は大きく広がるでしょう。
特にリビングが広がることで、快適さが大きく向上することが期待できます。
2.動線が短くなる
一概に言えない場合もありますが、廊下がなくなることで、部屋から部屋へ廊下を通らずに直接移動できるようになります。
移動距離が短くなることはもちろん、開け閉めする扉の数も少なくなるため、移動がかなりスムーズになります。
3.家族が顔を合わせる機会が増える
廊下がない間取りでは、移動するときには必ず他の部屋を通ることになります。
多くの場合、廊下がない間取りでは帰宅後に居室に向かう際「玄関、リビング、居室」といった順番で部屋を移動します。
リビングを必ず通る間取りにしておけば、家族が帰ってきたときに自然と顔を合わせられるようになります。
4.風が通りやすくなる
廊下で部屋同士が分断されていると、窓から取り入れた風が廊下で遮られてしまいます。
一方、廊下がない間取りの場合、部屋と部屋の間の扉を開けておけば、建物の端から端まで風を通せます。
家中の換気をしやすくなるため、健康面でもメリットがあると言えます。
1.レイアウトが難しい
廊下をなくすとなると、どうしても実現できる間取りに制限が生まれてしまいます。
廊下がなくなって居室が広くなる分、それぞれの居室の配置が難しくなるといった側面もあるのです。
2.音やニオイが伝わりやすい
廊下は、部屋と部屋の間に入るクッションの役割を果たします。
音やニオイが部屋から部屋へと直接伝わらないように、部屋同士の距離が作られるのです。
そのため、そうした廊下がない間取りでは、どうしても音やニオイが他の部屋に伝わりやすくなってしまいます。
3.プライバシーを確保しづらい
音が他の部屋に伝わりやすくなるため、プライバシーの確保が難しくなるといったデメリットもあります。
音楽を聴きたいときや電話をしたいとき、友達を呼んだときなどは注意が必要でしょう。
また、来客時に他の部屋を見られてしまうリスクも高まります。
4.冷暖房効率が下がる
廊下をなくすことによってそれぞれの部屋が広くなりますが、このことは、冷暖房効率の低下に繋がります。
部屋が広くなる分、冷暖房が効き始めるまでの時間は長くなり、適温にするために必要な電力も多くなります。
特に大空間のリビングにする場合は、リビングの断熱・気密対策が重要となるでしょう。
前述したように、廊下のない間取りには、冷暖房効率が下がりやすいというデメリットがあります。
このデメリットに対策するためには、断熱性と気密性を高める必要があります。
高気密・高断熱の建物であれば、広い空間であっても無駄なく冷暖房ができるからです。
また、熱が逃げにくくなるため、各部屋の温度差が小さくなるといったメリットもあります。
各部屋の温度差が大きいと体に負担がかかりやすくなり、ストレスの増加やヒートショックといった健康への影響も懸念されます。
そのため、そもそも廊下のあるなしにかかわらず、住宅の断熱性にはこだわるべきとも言えます。
断熱材や窓ガラス、サッシなどのグレードを考慮して、断熱性・気密性の高い家を目指しましょう。
廊下がないと、部屋から部屋へと視線が抜けやすくなります。
また、1部屋あたりの空間が広いと、プライバシーを確保しづらくなることもあります。
そうしたデメリットを解消する1つの手段として、「目隠しを活用する」ことが挙げられます。
廊下がなくても壁や収納、仕切りなどで目隠しを作れば、目線を遮ることができます。
収納で目隠しを作る方法であれば、収納スペースも増やせて一石二鳥です。
他には、テレビを掛けるための壁を目隠しとして活用する方法もあります。
目隠しとしてはさまざまな方法が考えられるため、実例を参考にしつつ、便利な目隠しを考えてみてください。
今回は、廊下のない家のメリット・デメリット、デメリットを解消するためのポイントをご紹介しました。
廊下のない家には、「居室に使えるスペースが増える」「動線が短くなる」「家族が顔を合わせる機会が増える」といったメリットがあります。
その一方で、「レイアウトが難しい」「音やニオイが伝わりやすい」「プライバシーを確保しづらい」といったデメリットには注意が必要です。
しっかりとデメリットについては対策をして、快適な住まいを目指しましょう。
和歌山県田辺市周辺を中心に紀南地域で新築をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。
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