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2023.07.17
家づくり日記
WRITER湯川 良太
「家づくりで重要なポイント」と言うと、「間取り、動線、断熱、色使い…」など、挙げればキリがないくらいたくさん挙げられます。
今回は、そうしたポイントの1つである「照明」にフォーカスして、人気の高い「ダウンライト」という照明についてご紹介します。
照明1つで室内の雰囲気は大きく変わるため、おしゃれな内装にしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
「ダウンライト」とは、天井に埋め込まれたタイプの照明のことです。
小型のものが多く、メイン照明というよりも補助的な照明として使用される場合が多いです。
天井に埋め込まれるため凹凸ができず、フラットな天井になる点が特徴的です。
形状は、ほとんどが筒状になっており、天井に空いた筒状の穴から下面を照らします。
場所や数などによって、複数個で部屋を全体的に照らすものや、壁を照らす目的のもの、傾斜している天井に取り付けられるものなど、さまざまな種類があります。
単体で使用するよりも複数個を合わせて使用することが想定されており、部屋全体にバランスよく取り付けられる場合が多いです。
あるいは、壁を照らすように配置したり、座る場所やテーブルに合わせて配置されたりと、特定の場所を集中的に照らす使い方も可能です。
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照明器具が天井に埋め込まれるため天井がフラットになり、天井周りがスッキリして見えます。
シーリングライトやペンダントライトは天井から出っ張っていたり垂れ下がっていたりするため、その分天井周りに出っ張りが多くなってしまいます。
ダウンライトはそうした問題を解決できるため、おしゃれな空間を演出したい場合にピッタリです。
ダウンライトはシーリングライトやペンダントライトのようにスペースを取らないため、部屋がスッキリして見えるだけでなく、部屋がより広く見えるといった効果もあります。
特にあまり広くないお部屋の場合、照明が出っ張っていると圧迫感を与えてしまうこともあるため、コンパクトなお部屋にもダウンライトはピッタリだと言えます。
また、他の照明器具と組み合わせてもまとまりやすいといったメリットもあります。
スポットライトのように局所的に照らせるようにダウンライトを設置する方法もあります。
壁面のおしゃれに見せたい部分を照らすように壁際に設置することで、よりハイセンスな空間に仕上がるでしょう。
また、シーリングライトなどのメイン照明では光が十分に届かない部分にダウンライトを取り付けることで、補助照明として役立てられます。
シンプルで主張の少ない照明であるため、どんなインテリアにも合わせられます。
重厚感を出したい場合にも、モダンでスタイリッシュな印象を作りたい場合にも、ダウンライトはピッタリです。
天井に埋め込まれているため、出っ張りのあるシーリングライトやペンダントライトなどに比べて、ホコリが溜まりにくいです。
さらに、形状がシンプルであるため掃除もしやすいです。
天井に届くロングタイプのハンディワイパーなどがあれば、サッとホコリを拭き取れます。
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1.取り付けには工事が必要になる
ダウンライトを取り付けるためには工事が必要で、他の照明に比べると設置の手軽さの面では劣ると言えます。
また、設置工事には専門の資格が必要で、電気工事会社に依頼する必要があります。
天井に穴を開けなくてはならないという部分でも、設置には手間がかかります。
2.レイアウトが難しい
基本的にダウンライトは1つではなく複数個を組み合わせて使用します。
そのため、「何個設置するのか」「それぞれどのように配置するのか」といった部分で、レイアウトの難しさがあります。
多すぎると明るくなりすぎたり、コストがかかったりしてしまいますが、少なすぎると反対に明るさが足りなくなってしまうため、個数にも注意が必要です。
3.天井が穴ぼこになる
お部屋をスッキリ見せられることがダウンライトの大きなメリットですが、一方で数が多すぎると天井が穴だらけになり、むしろ見た目が悪くなってしまいます。
また、人によっては「そもそも天井に穴が空いていることが嫌」という方もいらっしゃるかもしれません。
天井の穴が目立ちすぎないように配置することもポイントの1つです。
4.コストがかかる
ダウンライト自体はそれほど高価ではありませんが、複数個の取り付けが前提になることや、天井に穴を空ける作業が必要となるため、初期費用が高くなりやすいです。
また、照明を交換する際には業者による作業が必要になる場合もあります。
そうした場合も、維持費がかかってしまうため注意が必要です。
今回は、ダウンライトのメリット・デメリットをご紹介しました。
ダウンライトには、「スッキリした見た目になる」「部屋が広く見える」「局所的に照らせる」といったメリットがある一方で、「取り付けには工事が必要になる」「レイアウトが難しい」「コストがかかる」といったデメリットも存在します。
お部屋に求める雰囲気や内装とのバランスなどを考えつつ、メリット・デメリットをよく理解した上で選んでくださいね。
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お家づくりは楽しいです。でも一生をかけて行う覚悟のいる事でもあるので、住まわれる方と造る側双方が信頼しあえる関係性が大切です。価値観を共有しあえるか?実際に会ってみないと解らない事もあるのでお互いにしっかりと話し合う事が、お家づくりの正しい始め方だと思っています。
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