もうカレコレ200軒以上お家づくりをお手伝いしてシミジミ思う事

WRITER湯川良太

建築を通じて、その場所でこその豊かさをつくりだす。

設計の湯川です。　この名言は日本を代表する建築家　安藤忠雄さんの言葉ですが

安藤さんの考えの根底は　その場所の風土や文化的な要素、地域の歴史や伝統、

自然環境と建物を適合させることを大切に考えられています。

近年では『子供本の森中ノ島』が話題になってましたね。

なんか雰囲気いいな～　居心地がいいな～って思う建物(住宅)で共通して感じる事は

建てる土地の良い部分を上手く家に取り入れながら　良くない部分と上手にお付き合いできている家だと心底やってきて思うのです。

なので　いい家づくりの半分は　いい土地選びに掛かってくると思うのですが

正直　パーフェクト(定義が曖昧ですが)な土地って今まで見た事ありません。

人間と同じで良い面もあれば欠点もあり　得意不得意のジャンルのバランスが土地によって違うのが現実です。

とは言え人間なので『高台で災害の不安がない、職場や学校の近く、買い物が便利、実家の近く、広くて静かで日当たりと風通しがいい、虫がいない、落葉とか雑草がない、ご近所さんが素敵な人ばかり、道が広くて車が入れやすい、でも交通量も少なく安全、それでいて坪単価も安い』　って感じの土地が無いかなぁ～って思ったりするんですけどね💦

恋愛や結婚と似ていると思うのですが　一方的に相手に高スペックを求めるって　本当にいい恋愛や結婚と言えるのか？　みたいな考えに行きついてしまうのです　結局相性が合えばいいのでは？　(希望や願望を高く持つのは個人の自由ですが)

なので　恋愛や結婚相の時に　身近で相談できる友達がソバに居てくれるって本当に心強いと思うのです。(なんか話が変なところに行っちゃいますが・・・)