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家づくり日記
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2023.08.24
家づくり日記
住宅には様々な形があり、デザインの好みや家族構成、趣味、職業、地域など、様々な要因によって住居の形は決まります。
そうした、住居の形を左右する要因の1つに、「土地の形状」があります。
例えば、土地が広ければ大きな家が建てられますが、土地が狭ければその分コンパクトな家になります。
特に都心部では広い土地が少ないため、「狭小住宅」と言われるように、コンパクトな家を見かけることも珍しくありません。
そこで今回は、「土地の問題で縦長の家しか建てられない」といった方に向けて、縦長の家の特徴や家づくりのポイントをご紹介します。
縦長の家とは、全体が長方形で奥行きの長い家のことですが、こうした家は、空いている土地の少ない都心部などで見かけることがあります。
程度にもよりますが、こうした縦長の家は「狭小住宅」と呼ばれることもあります。
縦長の家は主に、玄関を入ると廊下や部屋が続き、その先に窓があるといった間取りが多いです。
間取りが全体的に細長くなるため、暮らしにくそうと思うかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
縦長だからこそのメリットがあったり、工夫することでデメリットに対処したりできるため、思った以上に快適な暮らしを送れるケースもあります。
1.リビングやダイニングの採光・風通しが良い
縦長の間取りでは、リビングやダイニングに光を取り入れやすくなります。
正方形に近いような建物に比べて、窓やバルコニーの間口全体にLDK(リビング・ダイニング・キッチン)を配置できるため、明るく風通しの良いリビングを実現しやすいといえます。
2.キッチンから全体を見渡しやすい
建物全体が縦長だと、LDKも縦長になるケースが多いですが、このような場合、対面キッチンを選ぶことで、キッチンからリビング全体を見渡しやすくなります。
キッチンからリビングが見渡やすくなることで、料理をしながら子供の様子を見守れたり、家族との会話を楽しんだりできるようになります。
他にもテレビを見ながら料理がしやすくなったり、家族に手伝って欲しいときにすぐに声をかけられるようになったりと、様々なメリットがあります。
3.家具のレイアウトを決めやすい
縦長の家では、正方形の家に比べて壁の面積が大きくなるため、家具のレイアウトを決めやすいといったメリットもあります。
基本的に、家具を配置する際には壁に沿って配置することが多いですが、壁が多ければ、その分家具を配置できる場所も多くなるため、家具のレイアウトが決まりやすくなるのです。
家具を効率的に設置することで、デッドスペースが生まれにくくなるといったメリットも考えられます。
1.リビングとダイニングの区別が曖昧になる
縦長の間取りでは、リビングとダイニングが横並びになりやすく、空間の区別が曖昧になってしまうケースがあります。
リビングとダイニングを1つの空間にまとめて一体化させたいという場合には問題ありませんが、そうでない場合は間取りの配置には注意が必要です。
リビングとダイニングをしっかりと分けられるように家具を配置したり、インテリアを決めたりすると良いでしょう。
2.間取りが制限される
縦長の建物の場合、選べない間取りがどうしても出てきてしまいます。
例えば、建物を中をぐるりと1周できるような回遊性のある間取りは実現が難しいと言えます。
「どうしてもこの間取りを実現させたい」と言う場合は、縦長の家で本当に実現できるのかどうかを、土地を購入する前にじっくりと考えた方が良いと言えるでしょう。
3.光が届きにくい部分が生まれる可能性がある
前述したように、縦長の家では、正方形の家に比べて壁から遠い部分が生まれにくくなるため、リビングやダイニングに光を取り入れやすくなります。
しかしその一方で、縦長であるがゆえに、場所によっては光が届きにくくなってしまう可能性もあります。
例えば、「周囲の建物や方角の関係で窓を設置してもそこから光を取り入れられない」といった場所がある場合、光を取り入れられる窓からの距離が遠くなってしまい、十分な光が届かなくなってしまうといったケースがあります。
縦長の間取りでは、形や広さにもよりますが、通常の間取りに比べて狭く見えてしまう可能性があります。
そのため、実際以上に広く見える工夫をすることが、特に重要になります。
例えば、壁紙や窓を工夫して室内が明るく見えるようにしたり、背の高い家具を奥に配置して圧迫感が生まれないようにしたりといった工夫が有効だと言えます。
採光に関しては、メリットとなる部分もデメリットとなる部分も存在します。
一般的には光を取り入れやすいと言われている縦長の家ですが、設計時にきちんと光の取り入れ方を考えて家づくりをしないと、「リビングは明るいが、キッチンは暗い」といったように、室内で明るさの差が生まれてしまう可能性があります。
また、居住スペースを西側に多く配置してしまうと、西日が気になってしまうなどの問題が生じる可能性があります。
通常の住宅に比べて採光の問題は特に重要になるため、慎重にシミレーションをして最適な間取りになるようにしましょう。
今回は、縦長の家の特徴やメリット・デメリット、家づくりのポイントについて解説しました。
縦長の家には「採光や風通しが良い」「家具のレイアウトを決めやすい」といったメリットがある一方で、「間取りが制限される」「光が届きにくい部分が生まれる」といったデメリットも存在します。
特に採光の面に関しては、メリットとデメリットの両方があるため、デメリットを対策して、メリットを最大化できるように気をつけることが大切だと言えます。
縦長の家を建てるという場合は、ポイントを押さえて、理想の家づくりを目指しましょう。
和歌山県田辺市周辺を中心に紀南地域で新築をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
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