2024.10.24
家づくり日記
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「リビングに家族が集まらない」「家族それぞれが自分の部屋にこもりがちで、リビングはただの通過地点になっている」そんな悩みをお持ちの方へ。この記事では、和歌山県田
2023.09.03
家づくり日記
マイホームと言うと多くの方が2階建ての住まいを想像されることでしょう。
しかし、最近では新築物件の中での平屋の割合が以前に比べて高まってきており、若い人でも平屋のマイホームを建てる方が増えてきています。
平屋には「昔の家」「高齢者向けの住まい」といったイメージがあるかもしれませんが、最近では平屋ならではの魅力が見直され、若い人からも人気を得ているのです。
今回は、そんな平屋の住まいについて、その特徴やメリット・デメリット、家づくりのポイントをご紹介します。
新築マイホームをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
平屋とは、リビングや寝室、キッチン、バスルーム、トイレなど、必要な空間をワンフロアに詰め込んだ1階建ての家のことを言います。
2階や3階がなく、すべての空間が1階に位置しているため、2階建てや3階建てにはない平屋ならではのメリットが存在します。
ただし、一方で2階や3階がないことによるデメリットもゼロではありません。
そのため、マイホームを建てるにあたって平屋を選ぶかどうかで迷った際には、こうした平屋ならではのメリットやデメリットをよく理解して比較検討することが大切です。
1.バリアフリーを実現できる
平屋には2階に上がるための階段がないため、フラットでバリアフリーな家を実現できます。
若いうちは2階建てや3階建てでも特に不便を感じることはないかもしれませんが、歳をとると足腰が弱ってくるため、マイホームがバリアフリーであることは非常に大きなメリットとなります。
また、小さなお子様がいらっしゃるご家庭にとっても、段差が少ないことは安心できる要素となるでしょう。
2.動線がシンプルかつコンパクトになる
平屋はすべての生活空間が1階部分にあるため、フラットな動線を実現できます。
例えば、1階で洗濯物を取り込み、それを2階まで運んでベランダに干すといった場合、重たい洗濯物を持ったまま階段を上がらなくてはならないため、あまり効率的な動線であるとは言えません。
階段のない平屋では、そうした不便な動線にはならず、シンプルでコンパクトな動線を実現できます。
3.地震や強風に強い
高い建物は低い建物に比べて地震の揺れや強風による影響を受けやすくなります。
その点、平屋は高さがないため、2階建てや3階建てに比べて強度が高い建物になります。
4.広々とした空間をつくりやすい
平屋は強度が高い分、広々とした大空間をつくりやすいです。
また、2階部分の重さがないため、壁や柱が少ない空間でも、十分な強度を実現できます。
1.広い敷地が必要になる
同じ床面積の建物を建てようと思った場合、2階建てや3階建てに比べると、平屋はどうしても広い敷地が必要になります。
広い敷地が必要になる分、土地の購入費用や固定資産税が高くなり、出費が増えてしまいます。
2.建築費用が高くなりやすい
土地に関する費用以外にも、建築費用も平屋の場合は高くなりやすいです。
同じ延床面積の場合、平屋だと基礎部分の面積が大きくなるため、その分工事にコストがかかってしまうのです。
3.水害に弱い
平屋には2階や3階がない分、豪雨や河川の氾濫によって床下浸水や床上浸水が起こった場合、建物全体が水に浸かってしまうことになります。
そのため、平屋を建てる場合、可能な限り水害のリスクが少ない土地を選ぶことが大切です。
4.周辺環境によっては日当たりや風通しが悪くなるケースも
平屋は高さがない分、高さがある建物に比べて日光や風を取り込みにくいと言えます。
周辺に日光や風を遮る建物がなければ問題ありませんが、そうでない場合は、日当たりや風通しに関しては十分に注意する必要があります。
1.間取りを工夫する
平屋は2階建てに比べて間取りの自由度が高いため、その分快適に暮らすための工夫が重要になります。
例えば、平屋でよく取り入れられる工夫として、スキップフロアが挙げられます。
平屋にスキップフロアを取り入れることで、平屋でありながら2階建てのような縦方向の空間活用ができるようになります。
こうした自由な発想を持ち、最大限空間を有効活用できるような間取りを考えていくことがポイントです。
2.プライバシーへの配慮をする
平屋はすべての部屋が同じフロアにあるため、家族の距離が近くコミニケーションが取りやすくなります。
しかし、その分プライベートを確保しにくくなるというデメリットにもなりえます。
そのため、平屋の間取りでは、開放的な間取りや広々とした大空間を作ることも大切ですが、十分なプライバシーを確保できる個室も非常に大切です。
また、リビングや寝室など全てが1階に配置されている分、外からの視線が気になりやすくなります。
そうした点でも、外からの視線に対してプライバシーを確保できるような工夫が重要だと言えます。
3.採光や風通しに注意
平屋は採光や風通しの面でデメリットがあると述べましたが、そういったポイントは平屋の家づくりにおいて特に重要な部分となります。
高さがなくても十分な光や風を取り入れられるように、中庭を設けたり、高い位置に窓を設置したり、コの字型やL字型の間取りを採用したりと、さまざまな工夫が考えられます。
特に窓の配置は、同じ間取りでも大きく再構成や風通しを採用するため、よく考えて決める必要があります。
今回は、平屋の特徴やメリット・デメリット、家づくりにおけるポイントをご紹介しました。
平屋には多くのメリットがある一方で、デメリットもゼロではありません。
平屋であってもそうでなくても同じですが、家づくりではそうしたメリット・デメリットをよく比較検討することが重要です。
平屋を建てたいとお考えの方は、今回ご紹介した内容を参考にしつつ、メリット・デメリットなどの特徴をよく理解した上で決めることを大切にしてくださいね。
和歌山県田辺市周辺を中心に紀南地域で平屋の新築をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。
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