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2023.09.10

家づくり日記

カーテンが開けっ放し・閉めっぱなしの家はどうなる?ベストな住環境のために!

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カーテンが開けっ放しになっている家や、反対に閉めっぱなしになっている家を見かけたことは誰しもが一度はあることでしょう。
そうした家について、たかがカーテンと思うかもしれませんが、カーテンには重要な役割があり、開けっ放しや閉めっぱなしにすることで大きな問題が生じる可能性があるのです。
今回は、そんなカーテンについて、開けっ放しや閉めっぱなしにすることの問題点や対策をご紹介します。

□カーテンが開けっ放しの家はどうなる?

*近隣の迷惑になる

カーテンを開けっ放しにしているとさまざまな問題が生じますが、特に大きなものとして、近隣の迷惑になるということが挙げられます。
「カーテンを開けっ放しにして困るのはその家の住人であって、近隣には関係ないのではないか。」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、カーテンを開けっ放しにしておくと外から家の中が見える状態になってしまい、プライバシーの問題から、その家の住人にとって問題が生じます。
つまり、近隣住民がプライバシーの被害を受けるわけではなく、その家に住んでいる本人だけがプライバシーの問題を抱えるというわけです。

しかし、このように家の中が外から見えるということが、近隣住民にとっては迷惑となるのです。
実際に考えてみれば想像できることですが、近所の家の前を通った時に、その家のリビングの窓が全開だと、目のやり場に困ってしまいますよね。

さらに、向かい側に住んでいる家族にとってはもっと大きな迷惑となります。
向かい側の家の窓が全開だと、こちら側の窓を開けたときに、お互いが家の中にいながらも目が合ってしまうといった状況が生まれてしまいます。
そうなると、気軽に窓を開けることができなくなってしまい、大きな迷惑となります。

以上のように、窓を開けっ放しにしておくことは、その家の住人だけではなく、近所に暮らす住民にとっても非常に大きな問題となるのです。

*室内環境にも悪影響が

プライバシーの問題だけではなく、室内環境にとっても、カーテンを開けっ放しにしておくことは悪影響を及ぼします。
例えば、日光が常に部屋の中に入り込むことで、床や家具が劣化しやすくなってしまうといった問題が生じます。
床や家具は日光を長時間浴びると日焼けしてしまい、目に見えて劣化が進んでしまいます。
カーテンには、そういった建物や家具へのダメージを防ぐ役割もあるため、そういった面でも、カーテンは必要なときには閉めることが重要なのです。

□カーテンは閉めっぱなしも良くない

一方で、カーテンは閉めっぱなしにしておくことも良くありません。
カーテンを閉めっぱなしにしておくことのデメリットはさまざま挙げられますが、例として以下があります。

*精神面に悪影響がある

1日中カーテンが閉まっていると外からの光が入らなくなるため、1日中薄暗い室内になってしまいます。
そうなると、気持ちが沈みがちになり、精神面で悪影響が及んでしまいます。
人間は太陽光を浴びることで体内時計が調節されたり、気持ちが前向きになったりします。
そのため、1日中日光を浴びない環境は心にとっても身体にとても良くない環境であるといえます。

*環境面でも悪影響が

カーテンを閉めっぱなしにしておくことには、環境面でも悪影響があります。
例えば、冬場は窓に結露が付着しますが、その状態でカーテンを閉めっぱなしにしていると、カーテンに水分が付着してカーテンにカビが生えてしまいます。

他にも、カーテンと一緒に窓を閉めっぱなしにしておくことで室内で空気の入れ替わりが起こらなくなり、新鮮な空気が入ってこなくなります。
そのような状態が続くと、場合によっては健康被害が引き起こされる可能性もあるため、大きな問題となります。

□カーテンを適切に開け閉めできるようにするためには?

カーテンを開けっぱなしにしたり閉めっぱなしにしたりしないためには、カーテンを適切に開け閉めできる環境を整えておくことが重要です。

例えば、外から室内が丸見えになるような状態でカーテンを開けっ放しにしなくても良いように、視線をカットして光だけを取り入れてくれるレースのカーテンを設置する方法が考えられます。
他にも、カーテンを開けなくても光を取り入れられるような天窓や高い位置の窓を設置するなどが有効な方法として挙げられます。

カーテンを閉めっぱなしにしてしまう問題に対しては、カーテンを開けてもプライバシーの問題が生じないようにすることが大切です。
「カーテンを開けると道路から室内が丸見えになってしまう」このような状態では、カーテンを開けたいとは思いませんよね。
そのため、そうした問題を解決するために、新築時に中庭を設けたり、視線を遮るような高い塀を設置したりといったことが対策として考えられます。
他にも、リビングを2階に配置したり、窓を高い位置に配置したりといったことが対策として挙げられます。

□まとめ

今回は、カーテンを開けっ放しや閉めっぱなしにしてしまうことの問題点と対策をご紹介しました。
1日中カーテンが開いていたりしまっていたりすると、プライバシーの面や精神面、環境面などでさまざまな問題が生じてしまいます。
ご自身のためにも近隣の方のためにも、カーテンを適切に開閉できる環境を整えることが大切です。

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