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2023.03.18

家づくり日記

子供と楽しく暮らすために!マイホームの子供部屋の注意点や失敗例をご紹介!

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新しく家を建てようとお考えの方の中には、子供部屋をどのようにつくるかでお悩みの方も多いです。
子供部屋は、1人で勉強に集中できたり、自分だけの空間として自由に使えたりと、子供にとっては貴重な空間です。
しかし一方で、親の目が届かなかったり、子供にとって快適でない空間になったりと、懸念点も存在します。
そこで今回は、新居の子供部屋づくりの注意点をご紹介します。

□そもそもマイホームに子供部屋は必要?

「なんとなく子供部屋をつくったが、なくても良かった」
「子供部屋は必要ないと思っていたが、実際はないと不便だった」
住まいの間取りの計画段階で、子供部屋の設置についてなんとなくで決めてしまうと、このような後悔が起こりやすいです。

家の広さやライフスタイルによっては子供部屋がなくても良い場合があったり、反対に、あると不便を感じてしまうケースもあります。
まずは子供部屋の必要性についてじっくりと検討しましょう。

*子供部屋が必要な理由

子供部屋が必要な理由としては、以下の4つが挙げられます。

・子供の自己管理能力が高まる
・自立心が育まれる
・子供のプライベートを守れる
・リビングが散らかりにくくなる

子供部屋の最大のメリットは、子供の自立心が育まれ、自己管理能力が高まることです。
自分の部屋を持つことで、「自分の部屋は自分で片付けなければならない」といった責任感が生まれたり、部屋の中のスペースをどのように使うかを自分で考えるきっかけになったりします。
また、子供の荷物やおもちゃをリビングに置いておく必要がなくなるため、リビングにモノが散らかりにくくなることも大きなメリットです。

*子供部屋が不要な理由

一方で、子供部屋は不要だとする理由としては、以下の3つが挙げられます。

・親の目が届かなくなる
・掃除が大変になる
・子供が部屋に引きこもりがちになる

子供部屋を設置するにあたって多くの親御さんが心配することが、子供の様子を見守りづらくなることです。
子供のプライベートを確保できるといったメリットは、裏を返せば親の目が届かなくなるというデメリットにもなります。
さらに、子供が部屋に引きこもってしまうと、親子のコミュニケーションの減少にもつながります。
また、整理整頓が苦手な子供の場合は、部屋が散らかり、むしろ掃除の手間が増えてしまうケースもあるようです。

□子供部屋をつくるときの注意点

1.出入りの気配を感じられる配置にする
子供部屋があると、子供が部屋にこもりがちになり、家族のコミュニケーションが希薄になってしまうケースがあります。
そういった状況を避けるためには、子供の出入りがわかるようにする工夫が必要です。
例えば、リビングを通過してからでないとアクセスできないようにするといった方法が有効でしょう。

2.採光や換気を十分に確保する
光が入りにくく薄暗い子供部屋だと、子供のストレスが溜まりやすくなってしまいます。
さらに換気がしにくいと、空気がこもりやすくなり、健康にも良くありません。
大きな窓があると、採光の面でも換気の面でも安心です。

3.収納量に余裕を持たせる
子供は、成長とともに勉強道具や衣服など、荷物が増えていきます。
そのため、現在の荷物量ではなく、5年後10年後の荷物量も考慮して収納をつくる必要があるのです。

4.内装はシンプルにする
「子供部屋は子供らしく可愛い見た目にしたい」と考えがちですが、そのようにすると、後々子供が不満を抱えてしまう可能性が高くなります。
子供が成長したあとのことも考えて、なるべく落ち着いた内装を選ぶと良いでしょう。
子供らしい内装にする場合でも、後から変更しやすいようにしておくのがおすすめです。

5.将来的には他の用途で使うことも想定しておく
「子供が独立したあと、子供部屋の使い道に困ってしまった」といったケースは少なくありません。
将来的な使い道を考えておいたり、後から他の部屋と繋げられるように壁を間仕切りにしておいたりするのもおすすめです。

□子供部屋の失敗例

よくある失敗例としては、以下のようなものが挙げられます。

・子供部屋はもう少し狭くても良かった
・最初から個室にしておけば良かった
・子供が増えて部屋が足りなくなった
・窓の高さが低く、落下の危険がある
・ドアに明かりとりがあれば良かった
・エアコンの風がベッドに直撃してしまう
・収納が足りなかった
・シンプルな内装にしておけば良かった

はじめは1つの大きな子供部屋をつくり、子供が増えたときに後から間仕切りを設置することで部屋を区切る方法があります。
このようなケースでは、「結局間仕切りすることがなく、失敗だった」「間仕切りだと音が筒抜けになってしまった」「初めから個室にすれば良かった」といった後悔をよく耳にします。
一方で、子供部屋が初めから個室の場合には、「子供が増えて部屋が足りなくなってしまった」といった後悔をお持ちになる方もいらっしゃいます。
いずれにしても一長一短であるため、じっくりと考えて計画を練る必要があります。

室内の間取り・デザインに関しては、窓の高さや、エアコンとベッドの位置関係などに注意しましょう。
窓が低すぎると子供が落下するリスクがあり、エアコンの風がベッドに当たると健康面で悪影響があります。

□まとめ

今回は、子供部屋の注意点や失敗例をご紹介しました。
子供部屋では、「建築当初は良かったが、子供の成長に伴って不満が増えていった」といったケースがよく見られます。
子供部屋をつくる場合は将来のことも考えて、注意点・失敗例を参考にしつつ、理想的な部屋を目指してみてくださいね。

当社では、親子で快適に暮らせる家づくりを行っております。
和歌山県田辺市周辺で新築をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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