2024.12.12
家づくり日記
家づくりで後悔しない!間取りのこだわりポイントを徹底解説
注文住宅を建てることは、人生において大きな決断です。特に間取り設計は、将来の生活の快適さを大きく左右する重要な要素です。後悔のない理想の間取りを実現するためには
2023.05.03
家づくり日記
家づくりにおいて、天井の高さにこだわる人はあまり多くないかもしれません。
しかし、天井の高さは、思った以上に空間の印象に大きな影響を与えます。
同じ内装の部屋でも、天井が低い場合と高い場合とでは全く印象の異なる空間になるのです。
そこで今回は、住まいの天井の高さについて紹介します。
天井高について知る上で、まず把握しておかなければならないことは、「天井の高さには制限がある」ということです。
家を建てるときにはあらゆる部分において建築基準法による制限を受けることになりますが、天井高もそうした部分の1つです。
具体的には、天井高は最低でも「210センチメートル以上」と定められています。
ただし、この制限は居室の場合の制限であるため、その他のスペースは210センチメートル未満でも問題ありません。
こうした制限があるため、日本の住宅の居室は全ての部屋が天井高210センチメートル以上となっています。
こうした制限を守りつつ、従来の日本の住宅は、決められた高さの中でできるだけ多くの部屋をつくるために、天井の高さを抑える傾向にありました。
具体的には、220センチメートル程度の天井高が多かったと言われています。
一方で、最近では部屋数よりも1部屋あたりの広さや快適さを重視する傾向にあるため、従来の住宅に比べて天井高は高くなりつつあります。
具体的には、240センチメートル程度の天井高が人気となっています。
たった20センチメートルの違いと思うかもしれませんが、実際に体感してみると、部屋の広さや開放感が大きく異なって見えると感じることでしょう。
部屋数を増やしたいという目的があれば低めの天井高もおすすめですが、特にそうした目的がないのであれば、240センチメートルの天井高が無難だと言えるでしょう。
実際、おすすめの天井高は240センチメートルと言われることが多いです。
240センチメートルの高さであれば、高すぎず低すぎず、ちょうど良い高さの空間をつくれるでしょう。
1.部屋を広く感じられる
天井が高くなれば、物理的に空間が広くなることはもちろん、視覚的にも空間に広がりが生まれるため、部屋をより広く感じられるようになります。
部屋が広くなれば、それだけ快適に過ごしやすくなるため、開放感や快適さにこだわりたい方に対しては、高い天井は非常におすすめです。
特に過ごす時間の長いリビングは、天井の高さが過ごしやすさに直結するでしょう。
2.高い位置に窓を設置できる
天井の位置が上がれば、その分高い位置に窓を設置できるようになります。
高い位置に窓を取り付けることで、高い位置から差し込む光を取り入れられるようになり、より室内が明るくなります。
また、高い位置の窓は換気の面でも有利に働きます。
3.インテリアを楽しめる
天井が低いと、設置できる照明の種類がダウンライトやシーリングライトなどに限られますが、高い天井であれば、吊り下げ照明を取り付けられるようになります。
他にも、シーリングファンを設置して、よりおしゃれな空間を演出できます。
インテリアの幅が広がることはもちろん、単純に天井が高くなることで開放感が生まれ、より空間をおしゃれに見せやすくなるといったメリットもあります。
1.建築費用が高くなる
天井を通常よりも高くしようとすると、コストの増加は避けられません。
天井を高くすると壁面積が増えるため、その分使用する資材が多くなったり、工事にかかる人件費が増えたりしてしまうのです。
また、300センチメートルを超えるような高さの天井を選ぶ場合は、柱を太くする必要があるため、そういった部分でも建築費用の増加が見込まれます。
2.冷暖房効率が悪くなる
天井を高くすると部屋の容積が増えるため、室内を適温に保つためにより多くのコストがかかってしまいます。
「冷房をつけてもなかなか部屋が涼しくならない」「暖房をつけてから部屋が暖まるまでに時間がかかってしまう」といったことを感じるかもしれません。
天井の高い部屋を設ける場合は、気密性や断熱性にもこだわると快適な室内を実現できるでしょう。
3.メンテナンスコストが上がる
天井が高くなると必然的に照明の位置も高くなり、交換や掃除が大変になります。
天井が高い部屋には高い位置に窓を取り付けられるというメリットがありますが、一方で高い位置の窓は掃除しにくいという点に注意が必要です。
場合によっては、照明の交換や窓の清掃を会社に頼まなければならないこともあるため、そのようなケースでは特にメンテナンスコストが高くついてしまうでしょう。
今回は、注文住宅の天井高について紹介しました。
おすすめの高さは240センチメートルですが、部屋の用途や目的によっても適切な高さは変わります。
住環境に何を求めるのかを明確にして、理想の住まいを実現できる天井高を選んでくださいね。
当社では、みなさまの理想のマイホーム実現のサポートをしています。
和歌山県田辺市周辺を中心に紀南地域で注文住宅をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。
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