L字型のLDKの中心はキッチンになります。お子さんが勉強するワークカウンターや一段上がった畳コーナーにも目が届き、お子さんを見ながら家事をすることが出来ます。
床材はオークの突き板を採用しました。突き板とは薄い木材を表面に貼り合わせもので、無垢材に比べてコストを抑え木の風合いを感じれる床材です。
奥からパントリー→キッチン→ダイニングと、キッチンでの作業動線が一直線移で完結できる配置にしました。パントリーとは、キッチンに隣接する買い置きの食品や調理器具を収納できるスペースです。
畳コーナーは一段上げて腰をかけるベンチ変わりにも使って貰えます。そして一段上がってることで、お子さんが遊んでる様子もキッチンから見えやすくなります。
3畳のタタミコーナーを、広く見せる為にあえて押入れを吊り押入れにしたり、間仕切りは扉を使わずロールカーテンで仕切る形にしました。
階段下にカウンターを設け書斎スペースとして活用しました。狭い空間が落ち着く方にはちょうどいい広さです。
トイレには和陶器の手洗いを設置し、アクセントクロスで自分たち好みの空間にアレンジしています。
2人・3人と同時に洗面化粧台を使えるように造作でつくりました。勝手口を出ると洗濯物を外干しするスペースに出るので、洗濯動線を短縮しています。
少ない吹き抜けの空間で大きく感じてもらえるように、階段に隣接するように吹き抜けを設け、手すりは鉄のオープンで仕上げました。
2階にセカンドリビングを設け、1階とはまた違う景色を楽しめる空間にしました。窓のオープンウィンを全開口することでテラスとの一体感が凄い空間になりました。
無垢板のパイン材を壁一面に張りことと、天井を吹き抜けにして梁を見せることで木に囲まれた空間にしました。1階とはまた違う家族が集まるスペースです。
テラスの中も無垢材の杉板を張ってかっこいい仕上がりになりました。
奥行を1.5mと広く作って、椅子やミニテーブルを置けるようにしました。
1階のリビングの2.7mという大きな窓の先にウッドデッキを作りました。デッキの下はコンクリートを張って、草が生えない仕上げになります。