2020.05.16

社長ブログ

『転校生宣言』

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『皆さん!おはこんばんちわ』“Dr.スランプ”アラレちゃんの「おはよう、こんにちは、こんばんは」をいっぺんに伝える35年前の画期的なご挨拶で登場!そんなあなたの心の眠りを誘う薬 ジャスミンティー石山ですm(_ _)m

 

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いきなりどうでもいいのですが!大多数の方が興味ないであろうが、最近凄い事に気づいちゃったお話をします。僕が育った南紀白浜。小学校はクラスメイトが20人。1クラスしかない小さな田舎の学校でした。幼稚園から小学校、クラスメイトがずーーっと変わんない。中学校になるまで、ずーーっと変わんない。そうすると、クラス内でのポジション、自分のイメージもずーっと変わんない。うんこ漏らしたら、ずーっと「うんこ漏らし」だし、喧嘩が強いとずーっとガキ大将だし、いじめられっ子はずーっといじめられっ子。遊ぶ友達、仲のいいグループ、遊びのルール、クラスの文化・風土が全然変わんない。そんな平和なクラスに、たまにセンセーショナルな衝撃が起きる時がある。それは都会からの転校生が来た時。

 

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白浜は観光地なので宿泊業が多い為か、色んな転校生が来たが、とにかく都会の子はスゲー!みんな颯爽と都会の空気を持ち込む。標準語で、「あの子すごく可愛いいね」「可愛い・・・?」田舎の大変おぼこい小四の男子には衝撃のコメント。自分の基準で堂々と宣言する様に驚く!僕の小学校では、異性を可愛いい!なんて言った日にゃー「あいつ男のくせに、女好きなんやで」といじめられる!“いや男だから女が好きなんでしょ!”って今ならわかるが、とにかく女たらしのレッテルを貼られのが怖かった。明治維新の時に、武士道に西洋文化が入って来たの心境だった!そして、転校生が可愛いと言った女の子も、なんとも思ってなかったが、可愛いいと聞いた日から、「この子は可愛いいんだ」と異性を思う気持ち芽生える。当たり前だと思っていたものが素敵に輝いて見えだす瞬間。最近よく、この小学生の頃の転校生宣言を思い出させる場面に出くわす!県外や海外から来た人たちに、地元を案内した時「海が綺麗ですね!」「美味しい食べ物が多いですね!」「味小路って私大好き」「海と川と山がすぐ近くにあるって最高じゃないですか!」「個性的な人が田辺には一杯いますね。」「I LOVE TANABE」「今、日本で一番元気のあるおもしろい街じゃないですか!」地域が褒められただけなのに、なんか自尊心が上がる。

 

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学生の頃から最高の場所、居心地のいい場所、自分が輝ける場所ってどこか遠い所にあるのかな!?って思ってたけど、自分が育った地元にあるなんてこれっぽっちも思っちゃいなかった。童話劇の「青い鳥」じゃないけど、チルチルとミチルが幸せの青い鳥を探しに旅するが、結局、我が家の鳥籠にいてた!「なんやかんや言うて、地元むちゃくちゃええやん」をて思いを45歳のおっさんが、フジテレビFNS歌謡祭で久しぶりに歌う中山美穂の歌唱力を、30年前と同じ心配を装いテレビ見ながら、コラムを書いています!サンキュウ!!

 

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