2020.02.29

社長ブログ

『キャッツアイの瞳のレオタードの様なブルーネクタイ』

img

-全国No.1編-

 

 

会社は、相変らずバッタバタ。そんなある日、一本のお電話が「高垣工務店さん!おめでとうございます。顧客満足度最優秀賞を獲得されました」「はぁ?」一瞬、か弱い中小企業ターゲットにしたオレオレ詐欺かと思いました。聞くところによると、ジャーブネットという全国の工務店加盟数全国NO.1の大きな団体の調査で、家を建てたお客様が次のお客様をご紹介する紹介率が72%全国1位に輝いたとの事。

 

社長 ブログ

 

「いや〜っ!?それってうちの会社、社長が急病で倒れて地域の人たちが同情してくださっただけなんですけど…」とりあえず、京都で行われる全国大会にお越しくださいと。そもそも、顧客満足度最優秀賞って賞自体があまり聞いた事なくて、来てくれた参加者が手ぶらでは気の毒なので無理やり作られた賞みたい。甲子園で言う所の21世紀枠の扱いと理解して参加。スタッフ、設計の山本君、現場監督の玉ちゃんをお供にいざ京都へ…。嫁のきえちゃんは、全国大会という事で旦那の為に、アニメキャッツアイの“瞳”が着るレオタードの様な鮮やかブルーのBURBERRYのネクタイを新調してくれた。

 

社長 ブログ

 

会場に行ってビックリ。デカいホテルにスゲー大勢の方が来られていた。色んな式典がとり行われ、ついに表彰式。「顧客満足最優秀賞 高垣工務店」ワーワー 山本君と玉ちゃんが小っ恥ずかしそうに拍手してくれた。“グラミー賞をとった!!”まではいかないが、結構凄い賞の扱いで、1000人以上の前で表彰されるなんて、“パッ”としていない人生36年間で初めての出来事だった。なんでも、評価されたのは、お客様紹介率72%と毎年ホテルのアリーナを借りて行う高垣祭りを評価して頂いての賞でした。式典の途中、ゲストで来られていた老舗研究会の弥富先生から「高垣工務店の取り組みは、まさに老舗のやり方です」とお褒めのお言葉をいただき嬉しかったのですが、その前に老舗の意味が分からなかった。式典が終わったあと、今度は“パネルディスカッション”といいます、イケている会社の経営者数名が、成功事例を語り合う場に、僕が参加する事になってしもーた。舞台の上にあげられて、こんな多くの人前で喋った事はない。あまりにもビビりすぎて、コップを持つ手が震えている。司会の人に話を振られて、今度はマイクを持つ手も震えている。もーやけくそ、ありのままを喋った。

 

「3年前に社長が倒れて、会社が潰れかけて、スタッフばらばらになりかけましが、地域の方に励まし、助けて頂いて今があります」売れない演歌歌手の様なコメントになってしまった。これまで取り組んできたこと、家を載せないチラシ、おもてなしの住宅見学会、お客様ご紹介のハッピーハッピーチケット、OB様限定の高垣祭りのことなど「地域の方が同情で家を建ててくださいました。」ワーワー スタンディングオベーション……とまではいきませんでしたが、僕が経営者でもなくて、“契約社員統括部長”だって事も、ウケたおかげで多くの拍手を頂いた。懇親会のパーティーの時に、いろんな人から「凄くよかったです」とお褒めのお言葉を頂いた。会社に帰って、みんなにこの喜びをご報告。『凄く褒めてもらえたよ!高垣工務店は老舗になれるって、だったら地域NO.1の会社を目指し続けようよ!』スゲ〜みんなの目がキラキラし出した。そんな矢先に、ジャーブネットさんから連絡がきた。なんでも、前回の話を聞いて、全国の工務店が「一度視察に行きたい」との事。「わざわざ、和歌山の田舎まで…!?」スタッフと相談して、全員で丁寧にお出迎えする事に決定。会社始まって以来の事、島の独身男性の為に都会の独身女性陣が集団でお見合いに来るテレビ番組の様なお出迎え横断幕を作って皆さんを歓迎させて頂いた。

 

社長 ブログ

 

マイクロバスを借りきって、会社や現場をスタッフ全員でご案内した。僕たちに取っては当たり前のことが、皆さんには物珍しく、大変喜んでフアンになって頂けた。おかげ様で、社長が倒れて以来必死で働いて来たが、「思っているより俺たちイケてるんじゃねー」素敵な勘違いで、スタッフの自尊心が上がったところで、本日の内容ここまで!!!( ̄▽ ̄)

 

この記事のカテゴリ:

社長ブログ

お知らせ・ブログ一覧ページに戻る